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地域資源2019.07.26

リニューアルオープン!浜松科学館みらいーら

「浜松科学館みらいーら」が、1年3か月のリニューアル期間を経て、7月6日にオープンしました。生まれ変わった「浜松科学館みらいーら」の見どころを一部ご紹介します。

 

リニューアルのコンセプトは「自ら考え、対話し、行動する【科学×挑戦】の活動基地」。ただ見るだけの展示ではなく、実際に体験して学べる展示が大幅に増えました!

例えば、「自然ゾーン」にある「はままつ環境ウォール」は、海、山、川など浜松の豊かな自然が壁に投影され、映像にタッチすると、その場所に生息する生き物を見つけることができます。

 

「力ゾーン」にある「風のテーブル」は、下から吹き出す空気の力でボールを浮き上がらせることができます。ボールの大きさや、空気の吹き出しパーツを替えて、ボールの浮かび方がどう変わるか実験してみてくださいね。

 

「音ゾーン」にある「アクティブ・サウンド・ライブ」では、リズムに合わせてライブパフォーマンスにチャレンジ。最大4人でメロディー、コード、リズム、ベースの役割分担をし、好きな楽器を選び、ジェスチャーすることで楽器を演奏できます。

 

地元企業の協力による展示もたくさんあります。浜松のものづくりの歴史や、浜松にちなんだ研究開発、最新の技術についても学ぶことができ、浜松から次々と技術や産業が生まれ、日本や世界の科学に貢献してきたことがよくわかります。

▲本物のバイクや車での運転シミュレーション、電気自動車によるサーキットレース、ボートの操縦体験などができるコーナー

 

▲館内を見守る、浜松のものづくりの歴史を築かれたキーパーソン

 

▲地元企業による新技術の展示コーナー

 

浜松科学館の名誉館長・天野浩名古屋大学教授が2014年にノーベル物理学賞を受賞するまでの失敗と成功、そして天野名誉館長が開発に貢献した青色LEDの仕組みがわかるコーナーもありますよ。

 

その他、より鮮やかに星空を映し出すことができるようになったプラネタリウム、科学の要素を取り入れたメニューを味わえるサイエンスライブラリー&カフェなど、ご紹介しきれないほど、見どころが盛りだくさんです!サイエンスショーやワークショップもたくさん実施していきますよ。

▲毎日サイエンスショーが行われる「みらいーらコア」

 

子どもも大人も楽しめる施設へとパワーアップした、浜松科学館みらいーら。各展示をじっくり体験しながら回ると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。ぜひ何度も足を運び、新しい発見をしてくださいね。ここでの体験をきっかけに、科学を身近に感じ、科学に携わる人たちが増えていくことを願っています。

浜松科学館みらいーら
https://www.mirai-ra.jp/

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